日本テレビ系ドラマのぼくたちん家に登場する黒白コンビの犬チャンとチャス。
視聴者からは「犬種が気になって内容が入ってこない」「見た目はコーギー寄りだけど何犬なのかな」という感想が多く見られます。
放送直後からSNSでは「チャンとチャスの犬種を知りたい」「ぼくたちん家に出てくる犬は公式で紹介されてるの」という声も増加中。
今回は番組で活躍する2匹の犬種が何犬なのかについて、所属プロダクションが公開している情報をもとにわかりやすく紹介します。
ぼくたちん家に登場する2匹の犬を整理
本題に入る前に、ドラマに登場する2匹の特徴を簡単に整理しておきます。
作品内ではどちらも家族の一員として自然に溶け込んでおり、シーンによっては人間より存在感があるほど重要な役割を担っています。
黒い毛並みのチャンは、少し慎重な性格に見える場面が多く、家の中では落ち着いたポジションにいることが多めです。
玄関付近やリビングの端で静かに寝そべる姿が多く映っており、家族を優しく見守るような雰囲気があります。
一方、白い毛のチャスは好奇心旺盛で動きが多く、子どもたちのそばに寄り添うシーンが多く見られます。
しっぽを振りながら何かを期待しているような表情を見せたり、ちょっとした効果音と一緒に映されることもあり、ムードメーカー的な立ち位置になっています。
どちらも名前で呼ばれるよりも表情や空気感でコミュニケーションを取っているように描かれており、家族の中で言葉に頼らない感情担当のような存在です。
視聴者の中には「この2匹がいるだけで空気が柔らかくなる」と感じている人もいるようです。
ぼくたちん家の犬種は何犬?
ドラマに登場する黒白コンビのチャンとチャスは、どちらもミックス犬として登録されています。
所属している動物プロダクションの公式プロフィールにも犬種の項目はMIXと明記されており、特定の純血種としては発表されていません。
下記が現在公表されているプロフィールです。
役名 | 本名(タレント犬) | 犬種 | 性別 | 生年月日 |
---|---|---|---|---|
チャン | くろべえ | MIX | オス | 2021年6月28日 |
チャス | ミック | MIX | メス | 2019年3月20日 |
ミックス犬と表記される理由は、複数の犬種の特徴を持っている場合に公式として一つの犬種名を名乗ることが難しいためです。
特にテレビや映画に出演するタレント犬の場合、血統証明よりも性格や演技のしやすさが重視されることが多く、犬種名よりもキャラクター性で起用されるケースが一般的です。
一方で、視聴者からは「チャンはラブラドール寄りに見える」「チャスはコーギーっぽい」など見た目から連想した何犬かを推測する声も多く見られます。
ただし、公式で特定されているわけではないため、あくまで印象として楽しまれている段階です。
ミックス犬がドラマで起用される理由
ミックス犬がドラマや映画に多く起用される背景には、いくつかのメリットがあります。
まず大きな理由として性格の安定しやすさがあります。
複数の犬種の特徴を併せ持つことで、極端に臆病になりすぎたり攻撃的になりすぎたりせず、穏やかな性格になる個体が多いと言われています。
撮影現場ではカメラや照明、スタッフの出入りなど独特な雰囲気になるため、落ち着いて指示を聞けることが何より重要です。
さらに、見た目が「どこか親しみやすい」 という点も大きな魅力です。
純血種の場合は「〇〇犬そのもの」という印象になりますが、ミックス犬は特定の犬種としてイメージが固定されないため、どんな役柄にもなじみやすく演出の幅が広がります。
ぼくたちん家のように一般家庭が舞台の作品では、視聴者が「本当に近所にいそう」と感じられることも採用の強みになります。
また、タレント犬を管理するプロダクション側でも、ミックス犬は健康面で丈夫な個体が多く、長期的に撮影を担当しやすいと言われています。
現場で体調を崩さないことは大前提なので、安定して演技ができる点も重要な選考基準です。
ぼくたちん家チャンとチャスの出演経歴は?
チャンとチャスを演じているのは、動物プロダクションに所属するタレント犬のくろべえとミックです。
それぞれ過去にもドラマやCMなどに出演しており、すでに現場経験のあるベテラン犬でもあります。
まずはチャン役を担当しているくろべえの出演歴です。
犬名 | 主な出演作品 |
---|---|
くろべえ | 大林組TVCM おおばや氏とぼく 生きものと暮らす街篇 |
マガジンハウス&Premium No.113 | |
アテントCM | |
テレビ東京どうぶつピース |
くろべえは広告やテレビの撮影経験が豊富で、人に寄り添うような演技を得意としています。
ぼくたちん家でも、子どもたちに寄りかかったり玄関で寝そべったりと自然体な仕草が印象的で、家庭犬としての空気感をしっかり出しています。
続いて、チャス役のミックの出演歴です。
犬名 | 主な出演作品 |
---|---|
ミック | 映画 犬部 ニコ役 |
フジテレビ 奇跡体験アンビリバボー | |
SBIいきいき少短ペット保険CM | |
日本テレビGOHOME 警視庁身元不明人相談室 第7話 |
ミックは映画にも出演した経歴があり、表情の豊かさが評価されています。
ぼくたちん家でも、寝顔やしっぽの揺らし方など細かな仕草が多く映り込んでおり、制作スタッフからの信頼度も高いことが伝わってきます。
二匹とも実績のあるタレント犬のため、撮影現場にもすぐになじみ、キャストとの距離感も自然です。
犬が主役級のポジションにいる作品では、経験値の有無が撮影スピードにも直結するため、安定感のある配役だと言えます。
チャンとチャスの今後の活躍や続編出演の可能性
ドラマの放送開始後、チャンとチャスの存在はすぐにSNSでも話題になりました。
主演キャストやストーリーだけでなく、「犬たちの演技が自然すぎる」「チャンの寝る姿に全部持っていかれた」など、視聴者の注目が犬たちにも集まっている状態です。
日テレ系のファミリードラマでは、反響の大きい動物キャラクターがそのまま番宣番組やバラエティ企画に登場するケースもあります。
特にチャンとチャスは2匹セットで話題になっているため、「次はスタジオ登場では?」と期待する声も見られます。
また、今回のぼくたちん家はシリーズ化や特別編の制作が検討されやすい内容でもあるため、もし続編が決定した場合は、2匹もそのまま再登場する可能性が高いと考えられます。
飼い犬が違う犬に代わってしまうと視聴者の違和感につながるため、制作側としてもチャンとチャスの継続起用は有力な選択肢になります。
さらに、動物プロダクション側でもドラマ放送期間中は出演情報を積極的に発信しているため、今後の出演依頼やCMタイアップが増えることも予想されます。
すでに保険CMや映画出演の経験がある犬たちなので、単発のドラマ出演にとどまらず、別作品での再共演が見られる可能性もあります。
ぼくたちん家の犬種は何犬?チャンとチャスの出演経歴は?のまとめ
チャンとチャスの犬種は公式ではMIXとされていますが、そのあいまいさこそが2匹の魅力でもあるのかもしれません。
見る人によって「ラブラドール寄りに見える」「コーギーっぽさもある」と印象が変わるからこそ、自然と親しみやすさにつながっているのでしょう。
過去にも、作品をきっかけに国民的な犬スターが誕生した例はいくつもあります。
今回のぼくたちん家でも、チャンとチャスの存在感はすでに大きく、視聴者の記憶に残るキャラクターとして愛されていくかもしれません。
公式の犬種が何犬なのかを知ることも一つの楽しみですが、これからは「今日はどんな寝方をするのか」「次はどんな表情を見せてくれるのか」など、日常の仕草を見守ること自体が魅力になっていくでしょう。
ドラマが続く限り、そしてたとえ本編が終わったあとでも、チャンとチャスの活躍はきっとどこかで続いていくはずです。
これからも2匹の成長を、そっと見守りながら楽しんでいきたいですね。