NHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』は、漫画原作を基に、現代を生きる30代独身女性のリアルな心情と「終活」というテーマをコミカルに描いた作品です。
綾瀬はるかさん主演ドラマの第1話が放送され、早くも話題を呼んでいます。
NHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』、その第1話がどのように描かれたのかを詳しくまとめていきます。
まだドラマをご覧になっていない方はネタバレを含みますのでご注意ください。
綾瀬はるかさん演じる主人公・鳴海がなぜ「終活」に挑むことになったのか、その道のりを振り返っていきましょう。
✅ドラマ『ひとりでしにたい』第1話ネタバレ
✅鳴海はなぜ終活を選んだのか?
ひとりでしにたいドラマ第1話ネタバレ!叔母の孤独死
綾瀬はるかさんのドラマは福士蒼汰さんと出てた「きょうは会社休みます。」がいちばん好きだったけど「ひとりでしにたい」も面白かった~✨毎週録画しよ。
綾瀬はるかさんて昔から喪女役やらせたら悲壮感なく共感できるし好き#ひとりでしにたい#綾瀬はるか pic.twitter.com/fDoUduBfFW— のンたん (@NRNR_notan) June 21, 2025
叔母との思い出
物語は、鳴海のキラキラとした幼い頃の記憶から幕を開けます。
モダンで広々とした部屋で、鳴海は憧れの伯母からフランス土産を受け取っていました。
箱を開けると現れたのは、色鮮やかなマカロンたち。
幼い鳴海は、目を輝かせながら「私もおばさんのようになりたい」と夢見ていました。
この幸福な記憶が、その後の鳴海の人生、そして伯母の突然の死へと繋がる伏線となっていくのです。
しかし、その輝かしい記憶から場面は一転、現実は荒々しく散らかった部屋へと移ります。
そこには、忘れ去られたかのように付けっぱなしになっていた風呂の追い焚きスイッチが寂しく光っていました。
外には、異臭に気づいた近隣住民たちがざわめきながら集まってきています。
ただならぬ事態に、警察に案内されて駆け付けたのは鳴海の父・山口和夫(國村隼)と、母・雅子(松坂慶子)でした。
そして、その場で明かされたのは、憧れの伯母が風呂の中で孤独死を遂げていたという衝撃的な事実。
この唐突な悲劇に、鳴海は大きなショックを隠し切れません。
叔母の生き方は罰当り?
伯母の遺品整理を終え、少々疲れた様子の父・和夫は、娘を諭すように「一人で自由に生きてきて、子供も産まないできたから、罰が当たったんだ」とこぼします。
仕方なく持ち帰った遺品だと言う父親に対し、どこか不満そうな鳴海でしたが、唐突に遺品は「私が引き取る」と言い放ちます。
すると、母・雅子は「あなたもおばさんみたいに死ぬからやめなさい」と、娘の将来を案ずるあまり、思わず強い言葉を投げかけました。
いつものように仕事に就く鳴海ですが、一人で死んでいった伯母のことが頭から離れません。
そんな彼女にとって唯一の現実逃避であり、心の拠り所となっているのは、推しているアイドルグループの存在でした。
その時だけは、日常の重苦しさから解放され、好きなことに思う存分集中できていました。
そんな鳴海の様子を、職場では後輩の**那須田 優弥(佐野勇斗)**が、遠くから静かに見つめているのでした。
ひとりでしにたいドラマ第1話ネタバレ!ひとりでしにたくない!
『ひとりでしにたい』
次回からも楽しみなドラマだし
まだ期待の先はわからないけれど自然体が売りの綾瀬さんに
なぜかとても “ぶりっ子な” 演出を
つけてたのだけは気になった
帰宅して即 猫ちゃんは正義🐈 https://t.co/SRtFhizupI pic.twitter.com/8psq6oD60r— Heartland (@tamakana8) June 21, 2025
鳴海ひとりでしにたくない?
山口鳴海(綾瀬はるか)は、仕事と趣味の推し活に没頭し、独身生活を謳歌していました。
しかし、伯母の孤独死という現実に直面し、自分も叔母さんの様になってしまうのかよ言う不安が高まって来ます。
鳴海は焦りから、ひとりでしにたくないと婚活を始める事になります。
年齢の壁に阻まれ、婚活はあえなく撃沈。
さらに、職場の年下の同僚、那須田優弥(佐野勇斗)からは、現実を突きつけられます。
「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね?」と、まるで切り捨てるかのように言われてしまいます。
推しのスキャンダル
婚活で行き詰まり、現実の厳しさを突きつけられた鳴海に止めを刺すかのように、推しのスキャンダルが発覚。
ここで180度の方針転換をします。
結婚して「安心」を得るという「婚活」から、よりよく人生の終え方を考える「終活」へと、そのベクトルを大きく変えていくのでした。
ひとりでしにたいドラマ第1話ネタバレ!鳴海、終活へ!
ひとりでしにたいというドラマ、グサグサ突き刺さりすぎてしぬ。アイドルオタクで結婚願望なし、一人暮らし。おばの孤独死をきっかけに婚活を始めるが年齢的に需要なし。私も孤独死まっしぐらなので、1ヶ月ぐらい呟きなかったら死んだと思ってください👻とりあえず人に迷惑かけないようにしにたいです pic.twitter.com/9ba9hnbiEc
— [みも🌟 ̖́-] (@aaaaavi000) June 22, 2025
伯母の過去について父から聞かされた鳴海は、自分が一番意地悪だったかもしれないと、苦い記憶を振り返ります。
様々なことが重なり、深く落ち込んでいる鳴海に、追い打ちをかけるように上司からは結婚相手を紹介されるはめに。
差し迫る現実にうんざりした鳴海は、意気消沈して自宅へ帰ります。
家に着くと、推し活グッズの片付けを始める鳴海。
鏡の中に現れるもう一人の自分との会話が、彼女の重くなりがちな心を軽くし、どこかコミカルな雰囲気を醸し出していました。
そんな中、ふと気づくと、飼っている猫の魯山人が、鳴海が書いた貼り紙の上でくつろいでいます。
そこには「ひとりでしにたくない」と書かれていたはずが、猫のせいで「ひとりでしにたい」と読めてしまう。
この何気ない出来事が、鳴海に「終活」への具体的な第一歩を踏み出させるきっかけとなるのでした。
ひとりでしにたいドラマ第1話ネタバレ!鳴海が選んだのは婚活ではなく終活!のまとめ
『ひとりでしにたい』#1
攻めてる!さすが土ドラ福祉に立脚して常に半歩進んだ提示をする
NHK土曜ドラマが
「孤独死」という不躾な言葉を使う
事にはがっかりしてしまうけど【それを脱構築しようとするドラマ】
の様には思うから最後にはこの言葉
が無くなると願って何はともあれ猫! 麿赤児!! https://t.co/6ZQ37P9utn pic.twitter.com/ADXN3FOVIR
— Heartland (@tamakana8) June 21, 2025
伯母の孤独死のきっかけから始まったドラマ『ひとりでしにたい』第1話ネタバレはいかがでしたか?
自身の未来と向き合うことを決意した鳴海。
婚活の失敗と周囲の心ない言葉に傷つきながらも、彼女が手にしたのは「よりよく生きる」ための新たな道、すなわち「終活」が描かれたネタバレでした。
果たして、第1話で猫の魯山人が導いた偶然の一致は、鳴海の人生にどのような変化をもたらすのでしょうか。
そして、「ひとりでしにたくない」と願う彼女が、自らの手で切り開く「ひとりでしにたい」という選択の先に何を見つけるのか、次なるドラマの展開に期待が高まりますね。