電気圧力鍋めんどくさいって本当?購入前に知るべき3つのデメリット

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数ある調理家電の中でも電気圧力鍋は、今一つ使い勝手が分からない、ちょっと面倒じゃない?という印象が多いような気がします。

実際、私自身も電気圧力鍋を使い始める4年前まではそう思っていました。

電気圧力鍋の購入前に知ることが出来なかった電気圧力鍋のメリット、

実際に使ってみて分かった、電気圧力鍋のデメリットについてまとめてみました。

【結論】電気圧力鍋はめんどくさいデメリットが多いけど光熱費はおさえられた

私は多い時で週に3~4回は使っている電気圧力鍋。

使いながら実感できたのは、毎月の光熱費が下がった事です。

我が家は都市ガスを使用するガスコンロ。

電気圧力鍋を使い始めたら、電気代は少し上がったものの…大幅にガス代は確実に減りました。

ちょっと気になったので、調理にかかる光熱費を調べて見ました。

一般的なものとして、肉じゃがを例に見てみましょう。ステンレス製の鍋で肉じゃがを作った場合と、電気圧力鍋で肉じゃがを作ったで比べてみます。

わが家が利用している、ガスと電気会社のホームページから単価を調べた結果がこちらです。

 ステンレス製鍋   電気圧力鍋  
 使用時間   約35分  約20分
 光熱費   約17円    約9円
 

差額は微々たるものですが、年間に換算すると大きな金額になるのがわかりますね。
毎日の料理作りに電気圧力鍋を使う事で、光熱費の節約につながることは間違いない様です。

電気圧力鍋は大きなメリットの反面、デメリットが多いのも隠し切れない事実です。

決して安くはない家電だけあって、購入前にはそのデメリットもしっかり抑えた方が良さそうです。

電気圧力鍋はめんどくさいって本当だった。購入前に知るべき3つのデメリット

実際に電気圧力鍋を使ってみて感じた、デメリットを3つにまとめてみました。

どんな商品にもデメリットはあると思いますが、私が初めて電気圧力鍋を扱うのに一番大変だったと感じたのがこれです。

時間の逆算が必要

最初に電気圧力鍋を使った時に感じた事は、時間を読まなくてはいけないという事です。

詳しく見ていきましょう。

電気圧力鍋の調理時間は5分と言う説明がありますが、その5分は圧力がかかっている時間の事。

スイッチひとつで、電気圧力鍋の圧力はかかりません。電気湯沸かし器でお湯を沸かすのと同じで、温まるまで少し時間がかかると言うことです。

電気圧力鍋の基本動作

余熱時間(圧力がかかるまでの時間)

調理時間(圧力をかける時間)

余熱時間(圧力をぬく時間)

例えば、カレーや肉じゃが。電気圧力鍋で調理する場合設定時間は5分と記載があります。

ここには、電気圧力鍋が温まるまでの予熱時間は含まれていません。

実際は予熱時間8分〜10分+調理時間5分、さらにここから鍋の圧力が下がるまでの時間(5〜10分程度)があります。

結局、カレーや肉じゃがが出来上がるまでは、最低でも20分以上はかかります。

急いでる場合は、圧力を抜いてふたを開ける方法もあります。(蒸気が出るためヤケドに要注意)

電気圧力鍋を使って料理する時は、仕上げたい時間から逆算してスタートボタンを押さないといけないという事です。

使い慣れるまで時間がかかる

電気圧力鍋を使い始めて感じたことは、使い慣れるまでは少し日数が必要でした。なので初めは付属品として付いて来たレシピ本(オールカラー)を見ながら使っていました

メーカーによっては、レシピ付きの使い方マニュアルが付属されています。最初はそのレシピを真似した方が良いかもしれません。

こちらが付属品のレシピ集です。

もしマニュアル等、付属されていない場合は電気圧力鍋のレシピ本を参考にすると失敗も少なく良いかもしれませんね。

出来上がるまで、ふたを開けられない

電気圧力鍋は圧力をかけて調理されるため、出来上がるまでふたを開けられません。

圧力ピンが下がったら、ふたを開けられ鍋の中を見ることができます。

普通の鍋で調理する時は、途中で味を調整したり水分を足したりできますが、電気圧力鍋は途中の微調整が出来ません。

だから使い始めの当初は、鍋を開けるまでは

野菜など煮崩れしていないか、心配になったりもしましたね。

でも大半は、マニュアル通りに使っていれば大丈夫です。

電気圧力鍋はこのようにデメリットが多いですが、光熱費の節約以外にもメリットがあることも確かです。

電気圧力鍋めんどくさいけど、それより大きいメリットがあった

ちょっと大げさに聞こえるかも知れませんが、電気圧力鍋を使えば使うほど実感出来たのはデメリットもあるけど、それよりもメリットが大きかった事です。

調理以外の光熱費の節約

冒頭で光熱費の節約出来た事を説明しましたが、暑い季節は特に電気圧力鍋が欠かせないことが分かりました。夏日にIHやガスの直火料理をすると、一気に部屋の温度は急上昇します。

エアコンで部屋を涼しくしている場合、IHや直火調理は部屋を暖める暖房器具の様な物ですよね。

そんな時に電気圧力鍋を使って料理すると、部屋は涼しいままです。

夏の暑い時期に、電気圧力鍋を使う調理は欠かせない事に気づきました。

ガスコンロのわが家では、エアコンにかかる電気代の節約にもなってます。

時短になる

電気圧力鍋は料理する時間を、大幅に短縮出来ます。

特に加熱時間が長時間に渡り必要なレシピには、無くてはならない調理器具だと思います。

お肉をかたまりで煮込む物や、魚の骨まで柔らかくしたい時に重宝します。

私は豆料理を良く作ります。ガスコンロで長時間かけて作っていたのに、今では電気圧力鍋のおかげで3分の1の時間で仕上げられてます。

ほったらかす事ができる

ガスコンロで料理する場合、火加減や煮え方にムラが無いように気を付けなくてはいけません。

火を使っている時は、キッチンから離れることはとても危険です。

電気圧力鍋の場合は、それが必要ない‼ 完全ほったらかしが可能なのです。

料理を始めたばかりの人や、ちょっと手の込んだ料理に挑戦したい人にも向いているかもしれません。

料理する人にとって、ほったらかす事はすごく楽で画期的な事だと実感してます。

電気圧力鍋は向いている人と向いていない人がいる

電気圧力鍋を使ってみて感じたことは、電気圧力鍋が向いている人と、向いていない人がいるということです。個人的な意見なので参考までにしてくださいね。

向いている人

  • 光熱費の節約をしたい人
  • 料理する時間を減らしたい人
  • 根気強いひと(ふたを開けられるまで待てる人)

向いていない人

  • マニュアルをあまり見ない人
  • 料理を丁寧に仕上げたい人(多少は煮崩れる事もあるから)
  • 時短料理にこだわらない人

正直、今はほとんどマニュアルは見ないで電気圧力鍋を使ってまして時々失敗もしちゃってます。なので電気圧力鍋のいいところを使って行けば良いかもしれませんね。

電気圧力鍋のおすすめな選び方

ここまで、電気圧力鍋の本当の使い勝手を見てきました。

次は、どの電気圧力鍋にしようかな?って問題に直面し悩みます。電気圧力鍋の購入を考えているのなら、実際に家電量販店に足を運んで実物を手にとって見ることをおすすめします。

少しだけ私の話をすると…

わが家の場合使っていた圧力鍋が古くなり、買い替えを決意。このタイミングで電気圧力鍋に乗り換える事にしました。

電気圧力鍋のリサーチを始めて1ヶ月、家電量販店で実際に実物をみて、ネットで口コミを調べまくりました。

何でも大きいサイズが好きな私。今回の電気圧力鍋も大きいサイズにしようと決心しました。実物を見た時、驚きました。デカイ‼ そして重い‼

悩んだ結果、容量は中くらいのサイズで4Lの物です。

購入したのがこちらです。

小泉成器さんの電気圧力鍋。

聞いた事がない方もいらっしゃるかも知れませんね。

以前、小泉さんのドライヤーを使ったことがあって、それがなかなかにコスパが良く。

これも何かの縁と感じた私、小泉さんの電気圧力鍋に決めたのです。

もちろん、どの口コミをみても評判がよい、大手さんの電気圧力鍋よりも価格はリーズナブルだったことも購入した理由です。

  • コスパ
  • 機能
  • 容量

今でも問題なく小泉さんの電気圧力鍋を使えているので、相性が良かったと思っています。電気圧力鍋購入は決して安い買い物ではありませんから、ご自身の手でふたを開けたり、持ち上げて感じる直観も大事だと思います。

電気圧力鍋の購入を考えているのなら、実際に家電量販店に足を運んで、実物を手にとってイメージしてみることをおすすめします。

ランキング上位の電気圧力鍋

電気圧力鍋めんどくさいって本当?購入前に知るべき3つのデメリットのまとめ

電気圧力鍋は確かにめんどくさいデメリットが多い分、購入前にはリサーチが必要です。デメリットの反面、電気圧力鍋にはメリットもありました。

電気圧力鍋の一番大きなメリットは確実に光熱費を節約できる事と、時短料理を可能にしてくれる事だと分かりました。

おうちごはん作りの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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