極悪女王最終話ネタバレ！結末の最後を徹底考察！

極悪女王
2024.09.28
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1980年代の女子プロレスを舞台に描かれるネットフリックスドラマ「極悪女王」が、ついに配信されます。

壮絶な戦いとドラマティックな展開で視聴者を魅了するであろう、ドラマ「極悪女王」

その結末は、一体どのようなものなのでしょうか？

この記事では、「極悪女王」最終話までのおさらいや、ネタバレ要素を含むラストに向けた徹底考察をお届けします。

一体どのような驚きや感動が待ち受けているのか？「極悪女王」の注目の最終話の結末に迫りましょう！

以下本文は、ネタバレありです。

 

極悪女王最終話結末は？

ドラマ「極悪女王」がいよいよ9月19日に配信されます。

その結末が多くの視聴者の期待を集めています。

1980年代の女子プロレス界を舞台に、ダンプ松本がどのようにして日本史上最も有名なヒールに成長していくのか、そのラストが気になるところです。

彼女の悪役としての道のりがどのように完結するのか、物語はどのような衝撃のラストを迎えるのか気になるところです。

極悪女王最終話までのおさらい

最終話に至るまで、ゆりあん演じるダンプ松本はプロレス界で苦しみながらも、悪役としての地位を確立していきます。

彼女のターニングポイントと言える所は、正統派レスラーとして成功を収めたいという夢を捨て、悪役としてのキャリアを選んだ瞬間ではないでしょうか。

クラッシュ・ギャルズの長与千種やライオネス飛鳥との友情も描かれていますが、彼女たちとの対立もこのドラマの見どころの一つになるでしょう。

 

 

極悪女王最終話ネタバレ、結末の最後を徹底考察！

ドラマ「極悪女王」の最終話は、４話で開かれた実力勝負の総当たり戦オールジャパン・グランプリで成しえなかった一戦の余韻から始まりました。

極悪女王髪切りデスマッチの開催記者会見

因縁の対決は、長与千種VSダンプ松本。

主催者である松永兄弟によって、2人の戦いは通常のプロレス試合ではなく敗者髪切りデスマッチとなりました。

開催にあたり、松永会長、ダンプ松本、長与千種の記者会見の様子が映し出されます。

常に冷静な長与に対し、興奮状態にあるダンプ松本は丸鶏を切り裂きこれは長与、お前だと脅迫をします。片手で高く持ち上げた鶏の首をハサミで切り、お前の息の根を止めてやると挑発します。

極悪女王髪切りデスマッチはダンプが負ける？

斎藤工演じる、松永俊国はこの髪切りデスマッチのテレビ放送権を獲得するために、ダンプ松本に試合で負けるように伝えます。

松永からタダでお願いはしないと言いながら、試合にわざと負ける見返りとしての金額を、電卓でダンプ松本に見せるのでした。

電卓に映し出される金額を見たダンプは、まんざらでもない様な素振りを見せますが、内心では”長与に勝つに決まってんだろ!!”と勝敗への執念すら感じられました。

この事を対戦相手である長与千種も、聞くことになります。

試合の前から仕組まれた、勝敗の行方にはダンプ松本の家族、長与千種の両親も見守っていました。

極悪女王髪切りデスマッチ涙の勝敗

髪切りデスマッチの行く末を見守るのは、松永兄弟だけではありませんでした。

病院の検査結果が良くなかったダンプの父親、どんな時も松本香を見守ってきた仙道敦子演じるダンプ松本の母親。

また、長与千種の両親も髪切りデスマッチの勝敗を心配そうに見守っています。

試合開始早々に、ダンプ松本はお約束の凶器を使い長与千種を攻めていきます。

想像を絶する程の流血が確認できているのに、次から次へと凶器を替えて、ダンプ松本の攻撃がやみません。長与の首にチェーンを巻き付け、まるで犬の散歩をしているかのように、リング上を歩くダンプ松本…

体力を失って、顔面はもはや流血で赤鬼の様になっている長与に対して、ダンプ松本が選んだ最後の凶器はパイプ椅子でした。

ダメージが大きくてやっと立っている長与千種に”とどめ”をさすように、パイプ椅子を大きく振りかざします。

倒れた長与千種は、遠のく意識の中で新人時代の松本香との日々を思い出すのでした。助けを求めるかのように、右手をゆっくりとダンプ松本に差し出しましたが…レフェリーのテンカウントで、試合終了のゴングが鳴り響きます。

テレビ越しに試合を見守っていたダンプ松本の家族、試合会場にいた長与千種の両親も、リングサイドにいた仲間たちの目にも、涙が浮かんでいました。

そんな余韻も束の間、もはや人間の心をも持たない様な素振りのダンプ松本は、リング中央に用意させた椅子に長与千種を無理矢理座らせて、髪切りの儀式を強行するのでした。

試合会場は、カオス状態。顔面流血、バリカンで頭皮がむき出しになっている長与千種を見るファンたちは泣き叫び、失神する人も続出したのでした。

クラッシュギャルズの解散危機⁈

数日後、ライオネス飛鳥は長与千種を励ますために、彼女の家を訪れます。

ダンプとの試合に負け丸坊主となってしまった長与に、飛鳥はもっとプロレスに打ち込めって神様が教えてくれたんだよと声をかけます。しかし、飛鳥の励ましの言葉は長与には届きません。

クラッシュギャルズが求めるプロレスに対する気持ちにも、少しずつ変化が訪れるのでした。

クラッシュギャルズの解散は避けられないようです。

極悪女王ダンプ松本突然の引退宣言

ダンプ松本こと松本香は、実の父親の入院手術や、ジャッキー佐藤の現役復帰のニュースに触れて、少しずつ自分の生き方について考え始めます。

夜の練習場のリングの下で、偶然にも長与千種と会い、何のためにプロレスをやっているのかを話す場面は、プロレスを始めたばかりの自分たちが少女だった頃の事を思い出しました。

長与千種と穏やかに自分の心情を話すダンプ松本の表情は、どこか寂しげで”松本香”を懐かしむようにも見えました。

場面はとある試合終了会見、ダンプ松本は記者たちに向けて唐突に「ダンプ松本は引退だ」と発言するのです。

引退を止める松永会長には、「下りたいんだよ」と主張するダンプ松本でした。

極悪女王ダンプ松本の伝説の5分間

後楽園ホールで行われた、ダンプ松本の特別引退試合。クラッシュギャルズを相手にいつもの通りの凶器を使い、闘う相手を傷つけていきます。

凶器の使用を止めようとする大森ゆかり、レフェリーに対しても、凶器で攻撃をするダンプ松本。

異様な空気に包まれ、帰れコールも聞こえてきます。マイクを手にしたダンプ松本「お前ら、ガタガタうるせーんだよ！」

マイクを奪ったライオネス飛鳥は「おいダンプ、お前が最後にやりたかったプロレスはこれかよ？．．．これかよ？．．これかよって聞いてんだよ！！」

真意を突いた問いに、ダンプはしばらくの間言葉を無くします。目にはじわじわと涙、マイクを取ったダンプは、会場にむけて「おまえら、良く聞け！これから、本物のプロレスを見せてやる！」

ダンプ松本は長与に向けて、お前とはこのままじゃ終われない、一緒にくんでプロレスをやるぞ、こっちへ来い、立て長与！と言い放つのです。

長与は、一度だけ組んでやるよ、うちらにしか出来ない本物のプロレスをみせてやるよと言い、ダンプ松本とタッグを組むのでした。

ダンプ松本、長与千種VSライオネス飛鳥、大森ゆかり、レフェリーにはクレーン、ユウが加わり延長マッチが始まるのです。

試合は４人の公言通り、正々堂々とルールを守り、強いプロレスを見せてくれました。

これが後に「ダンプ松本の伝説の5分」と称され、全女の歴史に名を残したのです。

ダンプ松本は長与千種と組み、松本香としてプロレスをしたことで本当に「ダンプ松本」から下りる事が出来たのかもしれません。

 

極悪女王最終話ネタバレ！結末の最後を徹底考察！のまとめ

ドラマ「極悪女王」の最終話ではダンプ松本の引退までの物語が、描かれていました。

クラッシュギャルズを明るい光と例えるなら、ダンプ松本率いる極悪同盟は暗い影。この二つの存在は切っても切れない関係で、どちらかの一つが存在するのは不可能です。

ダンプ松本がいたから、長与千種が脚光を浴び、それに反してダンプも暗い闇に落ちて行ったと思うと、両者がかけがえのない存在に見えてきます。

「少女達の戦いの物語」が世代を超えて、多くの人に届きますように。