ドラマ「極悪女王」は女子プロレスのヒール役である、ダンプ松本の半自伝ドラマです。
中でも注目を集めたのが、ダンプ松本の誕生秘話が描かれる松本香の幼少期です。
その誕生秘話に欠かせない人物の一人と言えるのが、ダンプ松本の父親、松本五郎。
本記事では、その父親役を見事に演じきったと言える、個性派俳優のプロフィールに迫ります。
なぜ彼がダンプ松本の父親役として選ばれたのか、そしてその役柄が「極悪女王」にどのような深みをもたらしているのか、その秘密に迫ります。
極悪女王ダンプ松本の父親役は誰?
「極悪女王」でダンプ松本の父親である松本五郎役を演じたのは、俳優の野中隆光さんです。
野中隆光さんは、その独特の存在感と演技力で知られるベテラン俳優です。
野中隆光さんはドラマ「極悪女王」でダンプ松本の人物形成にも、大きな影響を与えた松本五郎を見事に演じきりました。
ダンプ松本の実の父親の松本五郎という人物は、一体どんな人だったのでしょう。
ダンプ松本の過去の取材インタビューなどを、ふりかえりつつ松本五郎の人物像に迫ります。
極悪女王ダンプ松本の父親像
極悪女王ダンプ松本の父親である松本五郎は、言わば頼りがいがなく、家に生活費も入れない父親だったそうです。
ダンプ松本はインタビューで、この時の事をこう振り返っています。
風呂無し共同トイレで、4畳半一間のアパートに家族4人で住んでたよ。今思えば、どうやって布団敷いてたのかなって感じだけど。母がアパートの管理人をやっていたから、途中から空き部屋がでると、自分も妹も一人で部屋を使わせてもらってね。父親が全然働かなかったけど、家賃がタダ同然だったのは大きかったと思うよ。(ダンプ松本)
ダンプ松本が幼少期を過ごしたのは、埼玉県熊谷市。
定職にも付いていなかったダンプ松本の父親は、自分は心臓が悪いから働けないと言い訳をしていたそうです。
あげくのはてには、川崎に女性と暮し、新しく生まれた子供に「松本香」と名付けていました。
松本五郎は決して典型的な一家の大黒柱とは言えず、実の家族を苦しめていた人物でした。
ダンプ松本の人格形成に大きな影響を与えたそんな父親を、俳優野中隆光の演技によってリアルに映し出されています。
ダンプ松本になったのは父親をころしたかったから?
ダンプ松本というキャラクターの誕生には、父親の存在が深く関与しています。
(父なんて)死んじゃえばいい…!って、思ってたからね。父より強くなりたかったし、お金を稼いで母を楽にしてあげたいなって。(ダンプ松本)
父親である松本五郎を憎む思いが、極悪ヒール誕生のきっかけになったと言えるでしょう。
ドラマ「極悪女王」の視聴者も、そんな松本五郎の役柄に引き込まれたのではないでしょうか?
SNSでも、ダンプの父親に対する口コミも数多く、確認されています。
それほど、父親役が視聴者に分かりやすく人物像が伝わったと言えるでしょう。
地面師まだ見てないけど、極悪女王見始めた
ダンプ松本の父親終わりすぎてる— 養分のNASDAQ@NBA (@NASDAQ_NBA) September 22, 2024
誹謗中傷を受けながらもヒールを貫いたダンプ松本の精神は尊敬するまである。最高で最悪のヒールになるきっかけのピースは他にもあるだろうけど、父親のクズさが彼女をここまで悪魔にさせた。極悪女王を見ていたとき、元が優しいだけにあの変わり具合は鳥肌がたった。ゆりやんの演技力すごすぎよ…
— りょー🌻🌻 (@sunflowermaruru) September 21, 2024
極悪女王
1話のクズ父親の描写で、殺意が全身に溢れてきて既に見るのつらくて、見るのやめとこうかなとも思ったけど、、、5話全て見た。
涙止まらんかった。
— deletekey (@toshikiiwata) September 25, 2024
野中隆光さんの、ダンプ父親役ははまり役だったと言えるコメントですね。
極悪女王ダンプの父親役の野中隆光のプロフィールは?
野中隆光は長年にわたり多数の作品に出演する実力派俳優で、その巧みな人物描写で高く評価されています。
どこかで見た時のある俳優さん?と、思った人たちも多いのでは無いでしょうか?
野中隆光のプロフィール
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野中隆光(ノナカ タカミツ)
生年月日 1971年1月7日
出身地 東京都
血液型 O型
身長 180㎝
趣味 野球、スカイダイビング、カラオケ
特技 短距離走
野中隆光の主な出演作
野中隆光さんの出演作品の一部を紹介します。
2010年 映画「アウトレイジ」
2013年 フジテレビドラマ「独身貴族」
2014年 映画「ホットロード」
2015年 TBSドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」
2015年 映画「新宿スワン」「海街diary」
2016年 映画「牝猫たち」など
北野武監督や、 白石和彌監督がてがける作品にも出演せれていて、野中さんの俳優としての評価が高いことがわかります。
最近では、木村拓哉主演の「レジェンド&バタフライ」(2023年)、佐藤健主演「るろうに剣心 最終章 The Beginning」(2021年)にも出演しています。
彼の俳優としてのキャリアは芝居の舞台からテレビドラマ、映画にまで広がり、あらゆるジャンルの作品で多彩なキャラクターを演じ分けています。
そんな彼の演技が、ダンプ松本が殺したいほど憎んだ父親として、ドラマの物語に欠かせない深みを与えているのでしょう。
極悪女王ダンプの父親役は誰?俳優のプロフィール徹底調査!のまとめ
極悪女王ダンプ松本の父親役を務めた野中隆光さんは、ストーリーに欠かせない人物の父親像を見事に表現した俳優さんです。
白石和彌監督がてがける作品にも多数出演し、俳優としてのキャリアを積み上げてきたからこそ「松本五郎」役にキャスティングされたのでしょう。
「極悪女王」のストーリーに引き込まれるのは、出演者たちの高い演技があるからですね。
今後も野中隆光さんの活躍から目が離せません。