極悪女王どこまで実話?実在する登場人物や違いを調査してみた!

極悪女王
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2024年9月19日からネットフリックスで配信が決定しているドラマ「極悪女王」。

80年代の女子プロレスを舞台にした作品です。

このドラマは、実在した人物のストーリーを描いていると言われています。

恐らく、本当にあった事実と一緒に、ある程度のフィクションも織り交ぜられていることが予想されます。

この記事では、SNSの投稿を交えつつ、ドラマ「極悪女王」がどこまで実話か、実在する登場人物たちを探ってみたいと思います。

ドラマの背景、どこまで実話かを知ることで、より深く「極悪女王」を楽しむことができるでしょう。

2021年に出版された、ダンプ松本『ザ・ヒール』: 極悪と呼ばれて。(著者:平塚雅人)
この本はダンプ松本の還暦とプロレスデビュー40周年記念で出版された本で、当時の女子プロレスの様子が手に取るように書かれています。

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極悪女王どこまで実話?

物語の主人公であるダンプ松本は、1980年代の女子プロレス界において、圧倒的な存在感を誇った最恐ヒールです。

極悪女王ダンプ松本の半自伝ドラマ

「極悪女王」の物語はそのダンプ松本の半生を忠実に再現しつつ、生まれた半自伝ドラマです。

自伝ドラマとは?
自身よって書かれた伝記を、原作としたドラマの事を言う。
「極悪女王」をダンプ松本の半自伝ドラマと称したのは、恐らくダンプ松本自身のプロレスラーの人生の一部を描いたからだと思われます。
ダンプ松本『ザ・ヒール』: 極悪と呼ばれて
今だから話せる1980年代のプロレスの裏話。
ダンプ松本が抱えてきた心の葛藤、父親への思いが書かれていました。
令和の時代からは想像もつかない程の過酷な状況下で、彼女が何を思って過ごしてきたのか。
そんな熱くひたむきな思いが伝わってくる一冊です。
この本はドラマ「極悪女王」の原作本ではありませんが、ダンプ松本の半自伝ドラマを裏付けてくれる一冊と言えるでしょう。

極悪女王最恐ヒール誕生の背景

ダンプ松本はクラッシュ・ギャルズの宿敵として、驚異的なカリスマ性を発揮し日本中を震撼させました。

ダンプ松本が最恐ヒールとなった背景を知ることは、ドラマ「極悪女王」を語る上で欠かせない部分と言えます。

ダンプ松本こと松本香、彼女自身女子プロレスのファンであり、プロレスに対する情熱と意志が強く、プロレスラーになる夢を抱いていました。

しかし、裕福ではない家庭の事情から、通常であれば家族のために働くことが求められていたであろう彼女は、その期待をもを押し切って全日女子プロレスのオーディションに参加しました。

そこでは、後にクラッシュ・ギャルズとして一世を風靡する長与千種やライオネス飛鳥と出会い、彼女たちと共に厳しい練習に励むことで成長していきました。

ダンプ松本は還暦祭のインタビューで、当時の事をこう振り返っています。

プロレスを選んだのは強くなりたいと…お母さんを楽させてあげたいと思って。(中略)
入門はしてもプロテストに合格しないとデビューできないんですよ。
・・・プロテストに受かるまで結構時間がかかったね。何回も落ちちゃったから。

ダンプ松本が生まれた背景には、松本香のプロレス愛や優しい家族愛、何よりも彼女自身の強い精神力があったからに間違いないようです。

 

極悪女王実在する登場人物と出来事の違いは?

ダンプ松本を描いた物語には、実在の人物や出来事が上手く再現されています。

極悪女王に登場する人物達は、正に当時の女子プロレスを創り上げてきた当事者。

1980年代の女子プロレスを見ていた視聴者にとっては、その再現度の高さに驚きをかくせなかったと思います。

極悪女王の登場人物たち

ダンプ松本を中心に据えた物語では、彼女がどのようにしてヒールとしてのキャラクターを確立していったのか、その背景にある人間ドラマも描かれていました。

ジャッキー佐藤
1976年2月にマキ上田とビューティ・ペアを結成、WWWA世界タッグ王座も獲得しているスター選手。
ダンプ松本が憧れの存在であった、カリスマ的なジャッキー佐藤が見事に再現されていたと思います。今思うと彼女の存在なしに、ダンプ松本の誕生は無かったのかも知れませんね。

デビル雅美
デビル軍団を率いたデビル雅美。
ダンプ松本が生まれる前にの松本香に、ヒール役として凶器の使い方を教える姿が当時のデビル雅美を彷彿とさせます。

クレーン・ユウ
ダンプ松本を取り巻く極悪同盟誕生秘話には欠かせない人物。プロレスラーからレフェリーへ転身するにあたっての、内面的な葛藤や描写が生々しいほど再現されています。

阿部四郎
プロレスラーではありませんが、もう一人の極悪同盟とも言える人物です。
今では想像を絶するあの試合が成立したのは、このレフェリー存在があったからだとも思えてきます。

その他の登場人物も、ダンプ松本の誕生秘話には欠かせないものと思います。
詳細が分かり次第、追記します。何卒ご了承ください。

 極悪女王出来事の違いは?

ドラマ「極悪女王」はダンプ松本の誕生秘話として、本人である松本香さんもこの作品に全面協力しています。

また女子プロレス界の革命児とも称された、レジェンド長与千種さんもスーパーバイザーとして、携わっています。

2人の全面協力によって、当時の女子プロレスの熱狂ぶりがこれほどまでに、再現性高い物になったのだと思われます。

当時の女子プロレスの知らない子供たちは見ても大丈夫?って思ってしまうくらいに、激しいシーンがそのままに描かれています。

 

しかし、時に物語としてのドラマを持たせるために、登場人物の感情や、出来事の流れには、フィクションが盛り込まれることもあります。

またドラマの5話と言う構成上、何かしら省略せざるを得ない物もあるでしょう。

敗者髪切りデスマッチの前には松永会長がダンプ松本の控え室に入り、長与千種がダンプの悪口を言っていたとあらぬ事実を吹込み、ダンプ松本の闘争心に火をつけていたそうです。

どんな凶器も使っていいからと、松永会長からは言われていたようですから…自ずとクラッシュギャルズとの抗争は迫力あるシリアスな物になりますよね。

そして、何よりもそれを楽しんでいたのは観客たちだと言うことは、間違いない事実です。

確かに、そんな事でもしなければダンプ松本の極悪極まれない反則行為は、生まれなかったのではと思う部分もあります。

リングの上では極悪非道なプロレスをしていたダンプ松本ですが、彼女の人柄がこんな所で表れています。

それは、ダンプ松本が結成した極悪同盟では常に5か条の約束が守られていたそうです。

・仲間の悪口は言わない!
・陰口は言わない!
・内緒話はしない!
・告げ口はしない!
・待たせる人間より待つ人間に!

ダンプ松本の人間性が垣間見れる約束事で、極悪同盟のチームワークは良く保たれていたそうです。

また、ダンプ松本はインタビューで全女で行なわれていた”いじめ”に関して、こう語っています。

…自分も後輩には自分がされてきたような理不尽ないじめやシゴキは絶対にしなかったし、させなかった。あんな酷いいじめは絶対にしちゃいけない。

ドラマでは描かれていない部分にも、当時の女子プロレスを生き抜いた壮絶な戦いが繰り広げられていたようですね。

 

極悪女王どこまで実話?実在する登場人物や違いを調査してみた!のまとめ

ダンプ松本の物語は、彼女のリアルな生涯と壮絶なヒールストーリーを巧みに交錯させて描かれていました。

プロレス界で嫌われ者とされながらも、そのキャラクターを貫き通し一人のプロレスラーとしての揺るぎない信念を持ち続けていた「ダンプ松本」

ドラマの中で描かれていた彼女の情熱、葛藤、成長は偽りのない実話だからこそ、見る者を引きつけたのでしょう。

ダンプ松本がどのようにしてプロレス界に影響を与え、今でも多くのファンに愛され続ける存在となったのか、その答えが見えてきたような気がします。

当時のプロレスを、見ていた極々普通のファンとしてドラマ「極悪女王」が多くの人に届くことを願っています。