海に眠るダイヤモンド 最終回ネタバレ！結末の最後を徹底考察！

ドラマ
2024.12.20
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日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の放送が、いよいよ折り返し地点を迎えました。

神木隆之介さんが初の日曜劇場主演を務めるこのドラマ、一体どんなストリーが繰り広げられるのか注目が集まっています。

ちょっと気が早いのですが、この記事ではドラマ「海に眠るダイヤモンド」の最終回に焦点を当ててみたいと思います。

✅海に眠るダイヤモンドの最終回のネタバレ
✅海に眠るダイヤモンド結末の最後を徹底考察
ドラマの最終回は現時点では放送されていないので、個人的な予想をまとめたいと思います。

海に眠るダイヤモンド あらすじ

最終話を考察する前に、ドラマのあらすじを簡単に振り返ってみましょう。

「海に眠るダイヤモンド」の物語は、1955年の長崎県・端島（軍艦島）と現代の東京を舞台に、70年にわたる壮大な物語となっています。

神木隆之介さんが演じる主人公・鉄平は端島（軍艦島）を舞台に、様々な人たちとの人間ドラマを繰り広げていきます。

端島（軍艦島）とは？
軍艦島はかつて海底炭鉱掘削の拠点として作られた人工の島。
そこで働く労働者を支えるために、住居や商業施設の建設が行われました。
1960年には人口密度世界一を記録。
エネルギー需要が石炭から石油に移ったことにより1974年に閉山。

軍艦島の最盛期には、1000人規模の学校や病院も建設され、屋上農園、映画館もあったそうです。

そんな活気に満ち溢れた端島に帰ってきた鉄平（神木隆之介）を中心に、1955年の端島のパートが展開されます。

一方、70年後の東京では、その日暮らしを送っているホストの玲央（神木隆之介）と謎の婦人いづみが、現代パートのメインストーリーを展開します。

ドラマ「海に眠るダイヤモンド」は、全く異なる時代を生きた二人の青年に焦点を当て、二つの時代に生きた人々の姿を描いているヒューマンエンターテインメントドラマです。

 

海に眠るダイヤモンド最終回までのふりかえり

 

豪華キャスト陣を迎えての日曜劇場に、視聴者の関心が高まっています。

最終回の予想に先立って、ドラマの主要人物とターニングポイントになった場面に焦点を当てて振り返ってみます。

（あくまでも、個人的な考察となりますのでご了承ください。）

海に眠るダイヤモンド謎の婦人いづみの正体は？

「海に眠るダイヤモンド」の第一話で、登場する謎の婦人いづみ（宮本信子）は、出会ったばかりの玲央にプロポーズをします。

そして、玲央に端島に一緒に行かないかと誘い、長崎へ連れて行きます。

強烈なインパクトで始まった「海に眠るダイヤモンド」。

ドラマ前半は、この謎の婦人いづみ（宮本信子）は、一体誰なのか？と言う推測がメインとなっていました。

端島パートに登場した人物の朝子（杉咲花）、百合子（土屋太鳳）、リナ（池田イライザ）のうちの誰なのか？

登場人物達のフルネームが明かされていないドラマだけに、謎は深まるばかりでした。

ドラマの第五話で、この謎の婦人いづみが朝子と言う事が分かりました。

端島で生まれ育ち幼少期を過ごしたであろう朝子が、いづみでした。

1974年の端島閉山まで、いづみが端島で暮らして居たのか？

婦人いづみは、端島の活気に溢れた時代を生きた当事者だったのです。

 

海に眠るダイヤモンド朝子の苗字は「出水（いずみ）」

端島のメイン通りにある食堂の看板娘の朝子（杉咲花）が、謎の婦人いづみと同一人物だと言う事が明らかになり、視聴者からは驚きのコメントも上がるほどでした。

ここで注目すべきは、朝子の苗字が出水（いずみ）だったと言う事。

出水朝子。

この時点でいくつかの疑問と共に、予測が難しいドラマの結末匂わせています。

朝子と鉄平は結ばれなかった?
朝子は誰と結ばれたのか？
鉄平は行方が不明？
鉄平は事故に巻き込まれ亡くなってしまった？

だとしたら、鉄平と朝子の思い描いた未来は、端島の閉山と共に眠ったままなのでしょうか？

ドラマのタイトルが「海に眠るダイヤモンド」とあるのも、そこにリンク出来る何かがあるのかも知れません。

 

海に眠るダイヤモンドで起きる不慮の事故

当たり前に訪れていた幸せな日々は、ある日突然崩れて行ってしまうのでしょうか。

端島での炭鉱発掘現場は、極めて過酷な労働条件でした。その上、常に危険とは隣り合わせだった事がわかります。

実際に端島で起きたガス爆発事故で多くの犠牲者が出ています。

鉄平の父である一平が、鉄平の帰島について怒っていたのは、恐らくこの様な危険にさらしたくないと言う親心だったのかも知れません。

ある日、突然起きたガス爆発事故で巻きこまれ帰らぬ人となってしまったのは、鉄平ではなく進平兄さんだったのです。

一生を共に生きるであろうと、当たり前に信じていたリナに”絶望”という文字が浮かび上がってしまいます。

 

鉄平と玲央の関係

婦人いづみは、なぜ玲央を端島に誘ったのか？この点については謎が深まるばかりです。

脚本を手掛ける、野木亜希子さんはXで投稿されていました。

、

現代の東京でいづみは、鉄平と何らかの関係がある玲央を、長い間探し続けていました。

それは朝子が、端島で過ごした鉄平との思い出のかけらを玲央を通して見つけたかったからではないでしょうか。

まだ鉄平と玲央の関係は明らかになっていません。

 

玲央のDNA鑑定結果

『海に眠るダイヤモンド』の第5話で、いよいよDNA鑑定の結果が明らかになりました。

いづみと玲央は、血縁関係はありませんでした。

ドラマの土台とも言える序盤が終わり、次の回を早く見たいと願っている視聴者は多いのではないでしょうか。

ある意味では、ドラマの中でターニングポイントととも言える「DNA鑑定」。

ここからの展開に大きな期待を寄せている一方で、『海に眠るダイヤモンド』は終わりを迎えようとしている事も忘れてはいけませんね。

それと同時に、端島で起きるであろう事故、閉山に向けての動きにも関心が寄せられています。

 

百合子と賢将の人生に必要なもの

鉄平の同級生である百合子（土屋太鳳）は、朝子との重い確執を抱えて生きていました。

ドラマの神回とも言える第4話で、百合子は自ら沈黙から抜け出し、和尚に自分の気持をぶつけることで心の整理がついたのかも知れません。

最愛なる母との別れ…

受け入れたくない現実の前で悩みもがく百合子を、いつも近くで寄り添って居てくれたのは賢将（清水尋也）でした。

最終的に百合子は、亡き母から貰った大切なペンダントを拾ってくれた賢将（清水尋也）と結ばれます。

新しい生活を始めた2人に、新しい希望の光が見えていました。

百合子のお腹の中には、新しい命が宿っていたのです。

 

進平とリナの幸せ

命を狙われたリナを、自分の手を汚してまで救った進平。

2人が急接近したことからも、目が離せませんでした。

ドラマの冒頭で、リナが抱えていた赤ちゃんは進平との間に生まれた子なのでしょうか？

仮に、その男の子が生きていたら、2018年には50代半ばを迎えます。

年齢的にも丁度、玲央の父親と言う事になります。

となると、現代に生きる玲央の祖父が進平と言う事になります。

．．．荒木玲央。

未だ明かされていない玲央の本名なのか？本当の父親はいま何処に居るのか？

謎が深まるばかりです。

 

 

端島の閉山？

炭鉱発掘現場で起きた火災事故によって、運命が大きく動き出しました。

進平が帰らぬ人となってしまった今、リナと幼い誠はこれから一体どうなるのでしょう。

戸籍がない事を心配していたリナ。ハルは鉄平に、リナと子供の事を面倒を見るように伝えます。

それは結婚を意味すことなのか、だとしたら鉄平は到底朝子に言えるはずがありません。

鉄平は進平が犯した罪を何らかのきっかけで、知ってしまったのでしょう。

彼の性格からして、そんな状況にある幼い命を放っておく事ができなかったとも言えます。

ドラマの冒頭で、リナが赤ん坊を抱いて島を離れるシーンには鉄平が乗って居ました。

海に眠るダイヤモンド最終回ネタバレ予想

様々な角度からドラマに隠された、見えない部分を紐解いていくと、大体物語の全体像が見えたりするのですが、この「海に眠るダイヤモンド」は物語が非常に複雑です。

最後の結末の予測が難しい状況ですが、こちらでは最終回を幾つかの場面に分けて予想したいと思います。

百合子のペンダント

長崎に落とされた原爆によって家族を失った百合子。

被爆した彼女も、人生の終わりを迎える事になってしまった。

百合子は彼女らしい言葉で、夫である賢将に最後の言葉と、母から貰った大切なペンダントを託すのであった。

 

玲央の父親

鉄平が書き残していたノートを読み進めていた玲央は、少しずつ自分のルーツについて考えるようになった。

俺は一体何者なのだろう？
俺は…何のために生きてんだろう？
俺も誰かのために、生きてみたい．．．

玲央は自分の本当の父親と会ってみたくなった。

答えが見つからなくていい、自分の存在する意味を考えていた。

玲央との再会の場所に現れたのは、進平にそっくりな人物だった。

荒木玲央の人生は、少しずつ動き始めていた。

 

朝子と鉄平の再会

「願いがかのうた…」

きらきら光る桜の花が満開に咲き誇る場所。

それは以前、鉄平がお花を見に行こうと誘ってくれた場所でもあった。

鉄平が差し出してくれた手に、自分の手を重ねる。

朝子はこれほどまでに、眩しい桜を見るのは初めてだった。

鉄平が朝子を見つめて微笑みかける。

夢から醒めた朝子は、キラキラに光る「ギアマン」を見つめていた。

それは鉄平があの約束の夜に、朝子に渡すはずだった誓いの「ギアマン」だった。

 

朝子、人生の終わりに

朝子が鉄平と一緒にやりたかった事とは、一体何だろうか。

百合子の結婚式の後。鉄平から告白された時、涙が止まらなかったのは何故だろうか。

きっと朝子は、ただただ鉄平と一緒に居たかった。

どこにでもある平凡な毎日でいい、そこに鉄平だけ居てくれたらそれでいい。

そう想っていたに違いない。

朝子はそんなささやかな幸せさえも叶えられなかった。

だから玲央に伝えたい事が、あったのではないだろうか。

一度きりの人生、変えてみないかと。

朝子は長い話の後で、眠るように目を閉じていた。

朝子の腕の中には、「ギアマン」が抱かれていた。

朝子はやっと、鉄平と過ごすはずだったキラキラした時間を、取り戻す事が出来た。

 

海に眠るダイヤモンド 最終回ネタバレ！結末の最後を徹底考察！のまとめ

「何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代」と「一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代」を詳細にリンクした作品となりました。

海に眠るダイヤモンドは、70年の時を越えて端島の活気あふれる時代を見事に再現したドラマでした。

現代を生きる若者たちの象徴として現れた玲央は、端島の人たちの人生に触れることで今の現代を生き抜くヒントを得た事でしょう。

それはきっと特別なことではなく、主人公の鉄平のように、当たり前に訪れる毎日の小さな幸せを感じて、向き合うことなのかもしれません。

ドラマの結末に対する考察は、本編放送後に追記したいと思います。